「かけ算の順序問題」をご存じでしょうか?
答えは合っていても、かける順序が違うと「×」になる。
ネットで話題になっていたので、私も知ってはいました。
が、我が子の答案用紙を見て固まりました。
実際に起こると「何で?」と考えさせられるものですね。
かけ算の答えは合っているのに、なぜ間違いなの?
順序はどっちでもいいんじゃないの?
と個人的には思ってしまいます。
しかし、答えが合っていてもバツはバツ。
学校では順序が間違っていると正解にはなりません。
小学二年生、最大の難関だな~と感じました。
この頁では、文章を読み解く力がまだまだな小学二年生
の娘にどう教えればいいのか?なぜ順序が違ってはダメ
なのかを考えながら伝えた話を紹介していきます。
掛け算の順序が違うから間違い?!答えは合ってるのに…
算数テストを持って帰ってきた娘が凹んでいました。
掛け算の文章問題がバツになっていたからです。
滅多に間違わないだけに「なぜ?」と納得いかない様子。
~ 問題 ~
2つの箱があります。
1つの箱にそれぞれ3個ずつリンゴが入っています。
全部でリンゴはいくるあるでしょう。
答えは 3×2=6 6こ
娘の答え 2×3=6 6こ
答えは合っているけれど、式の順序が違うから×。
娘は最初に書いてある数字を先に書いたのでしょう。
なんでダメなの?
答えは合ってるのに。
以前、算数の掛け算の順序が間違っていて、×にされた
話がネットで話題になっていたのを思い出しました。
掛け算の順序の定義とは…
「1つぶんの数 × いくつ分」
しかし、順序を変えても答えは同じ。
どっちでもいいような気がしても「×」がついている
以上は放ってはおけないので調べてみました。
すると、掛け算の順序問題は今もなお議論されている
内容であることが分かりました。
論争が勃発して50年も経過しているというのも驚き!!
ネットでは色んな意見も数多く載っていました。
娘にどうやって順序を説明すればいいのか?
私自身もしっかり理解していなければ説明できない!
こちらの本を読んでみると分かりやすかったです。
算数史家の高橋誠氏の著「かけ算には順序があるのか」
ただ、低学年の子供にはなかなか説明しづらく…
私の力が足りないだけと言われればそれまでなのですが、
子どもに指導するのは難しいと実感しました。
掛け算に順序がある・・・
それは分かりました。
しかし、順序が違うと「×」に統一されているわけでも
ないことが気になりました。
学校での対応、いえ先生によってそれぞれ違うようです。
順序が間違っていても「〇」とする先生
「〇」にして「順序が違う」と書き込む先生
「△」にする先生
「×」にする先生
娘の担任の先生は「×」派だったということ。
他のクラスのママさんに聞いてみると「〇」だったと
のこと。
結局のところは、丸付けをする先生による。
になっているようで、何だかしっくりきませんでした。
「×」でも、子供たちがしっかり理解する説明をして
下されば良いのですが・・・
娘が理解出来ていないままなのは気になります。
他のお子さんは、みんな理解できているのでしょうか。
この辺りは、家で勉強するしかないということなので
しょうか。
「ずつ」では分からない掛け算の順序・難しい問題編
私の好きな科目は、
体育・音楽・図工♪
全部、副教科!!
算数も国語もあまり好きじゃないと娘はいいます。
とはいえ、「成績はクラスでトップです」と担任の
先生から聞きました。
頑張っている子には皆に話すお世辞かもしれません。
娘の場合、間違っていることもありました。
今回のように順序間違いなどで。
しかし、一応ほぼ100点の答案用紙を持って帰っては
来ています・・・今のところはですが。
娘は公文や学研、塾などには通っていません。
となると、進研ゼミ小学講座の効果でしょうか。
娘は先天性近視なので、タブレット学習は避けようか
と悩みました。
しかし、自分のタブレットがあるというのは特別感が
ありますよね。
気に入っていて、毎朝がんばっているので感心です。
進研小学講座のチャレンジタッチにして正解でした。
私もアンケートに答えて、図書カードが2度当たって
喜んでいます♪
今朝、娘はタブレットを見て固まっていました。
チャレンジタッチの問題をしているようなのですが…
この文章問題。
全然、意味が分からない。
かけ算?
この前、順序の話はしたよね。
1つ分の数が先にくるよ。
分かってる。
小学二年生って、結構難しい問題を解くんですね。
問題文がちょっと複雑になっています。
掛け算の順序について、娘に話した後だっただけに、
こちらも慎重になりました。
~ 問題 ~
1箱ケーキは2個入りです。
その箱を1人が3箱ずつ持っています。
4人だとシュークリームは全部で何個になりますか?
娘の書いた式は
3×2=6 6×4=24
答え、24個
チャレンジタッチで答え合わせをすると「×」でした。
答えは 2×3=6 6×4=24
この問題、2年生にしては難しい問題だなと感じました。
何で「×」なの?
「ずつ」の方を最初に書いたのに。
「ずつ」は、3箱ずつの「ずつ」のことね。
娘が言うには、担任の先生が「ずつ」が前にくると
言ったそうなのです。
確かに、問題文に「3個ずつ」とあります。
「ずつ」だけを見ている娘、まんまとひっかかりました!
「2個入り」が「ずつ」だと説明するのが大変でした。
日本語って、難しいですね。
2個入りの箱を描き、1人3箱ずつの絵を描いて説明。
「かけ算に順序はあるのか」表紙にあった絵のように
目で分かるようにするのが一番分かりやすいのかなと
思いました。
子どもに言葉だけで説明するのは難しいです。
伝わりません!!
特に文章題が複雑になっていると、頭で整理しにくい
ように思います。
言葉って難しいよね。
文章題は読解力が必要だよ!
算数も「国語の力」がいるね。
例題も書いて、解き直しさせてみました。
しかし、娘の顔を見ていると理解できていないように
みえました。
それでも、次の同じような文章題は解けていましたが、
何だか不安ではあります。
それにしても、結構難しい問題だな~と思ったので、娘に
聞いてみると、学校ではこのような応用問題は出たことは
ないと言うのです。
チャレンジタッチが難しいってことなのでしょうか?
すると、娘が言いました。
ハイレベルコースにしてみたから、
今の文章題は発展問題。
ハイレベルの発展問題だったんだ。
そりゃ、難しいっか。
そういえば、ハイレベルコースを選択したいと言う
ので、先月チャレンジのコース変更していました。
私としては、標準コースで基礎をしっかり勉強して
ほしいと思っていたのですが・・・
自分が決めたことをちょっとでも否定すると凹むので、
今回は「難しかったら標準コースにすぐに戻せるよ」
とだけ言っておきました。
かけ算の順序、簡単に分かる裏ワザ的方法
掛け算の順序の定義
「1つぶんの数 × いくつ分」
「はぁ?」ってなりませんか?
低学年の子どもはもっと理解しにくいはずです。
問題に「ずつ」が無いから分からない。
担任の先生が「ずつ」が先にくると教えてくれたけど、
問題文に「ずつ」が無いと娘は答えられない状態に!
文章題を見た時に、ふと目に留まったのは、単位。
聞かれている単位を先に持ってくればいいのでは?
要は、問題で何を聞かれてるかが
ポイントじゃないかな。
~ 問題 ~
ミニカーを3台あります。
それぞれ4個タイヤがついています。
タイヤは全部で何個でしょう。
「ずつ」がないと、娘は固まります。
「1つぶんの数 × いくつ分」が分かりにくいと、
娘は文章の前にある「3台」を先に書いてしまいます。
3×4=12 12個
間違った娘に質問してみました。
問題は何をきいているの?
タイヤが何個か。
そう!「何個」だから「個」が先。
問題が何を聞いているか見たら簡単。
何枚、何匹、何人…単位を見て。
その瞬間、腑に落ちたのでしょう。
ぱぁーっと晴れたようなそんな顔をしていました。
そして、大喜び☆
すごーい!
しかし、ちょっと不安になりました。
問題で問われている単位を先に書けば正解なのか?
問題文を見て、こうだろうなと思っただけだったので、
すぐに調べてみました。
間違っていたら大変っっ★
ネットで検索すると、ありました♪
「ぷりんときっず」かけ算の文章問題プリントのページに
解説が書かれており、「裏技」と紹介されていました。
問題が何を聞いているかの単位と同じ単位の数字が先!
娘に間違ったことを言っていなかった!
ホッとしました。
読解力が足りない今の段階ではこの方法で、いづれは問題文
を読み解いて、答えられるようになって欲しいと思います。
「かけ算・順序間違い」で算数嫌いに!
掛け算の九九は小学二年生でしっかり覚えること。
チャレンジ2年生でも九九グッズは充実しています。
九九表や時計、お風呂ルーレットなど、九九を覚える
ためのグッズがたくさん♪
楽しみながら九九を覚えているようで、良かったです。
しかし、娘は…
算数はあまり好きじゃない。
あんまり出来ないから。
最近、言い出して困っています。
ただ、持って帰ってくるテストはほぼ100点。
まだ二年生なので、どの子もこんな感じだと思います。
算数苦手は掛け算の順序問題で間違ったことが原因
ではないかと思っています。
「分からない」ことで、苦手意識が芽生えてしまった
のかもしれません。
得意!とまではいかなくても「算数嫌い」にはなって
ほしくないなぁと思います。
まだ、二年生ですから嫌いになってしまうには早い・・・
これからもっと難しくなるのに、と不安です。
先日、主人がダイソーでカードゲームを買ってきました。
「いちご王国カレンダー」 110円(税込み)
対象年齢は8歳以上。
四則演算が出来れば楽しめます。
場にある5枚のカードを使い、答えが15になる式を
見つけるゲームです。
いわゆる「メイクテン」と同じような算数遊びです。
make10・・・10を作るゲーム。
頭の体操になるので、大人も楽しめます。
いちご王国カレンダーは苺(いちご「15」)を作るゲーム。
遊び方は簡単でも、頭を使うゲームです!
特に5枚全部使って15にするのはかなり難しいです。
暗算が得意ではない私は苦戦しました。
娘は足し算・引き算のみで頑張っていました。
毎回2枚での合計でしたが、早く取れた時は満面の笑み♪
ゲームを楽しんで、算数も楽しいと気づいてくれると
いいなと思っています。
ただ、残念ながら、娘はまだ割り算ができません。
そのため、私たちも割り算なしで計算して遊ぶように
していました。
遊び方は記載されていますが、お子さんの年齢に応じて
家族内アレンジすれば、割り算を習っていない小学1年
、2年生でも楽しめると感じました。
簡単なゲームを通して、計算すること・算数の苦手が少し
でもなくなれば嬉しいなと思っています。