娘がオルソケラトロジーレンズを使用しはじめて、
早いもので2年半が経過。
現在、しっかり視力が出ており、ホッとしています。
日中、ずっと裸眼で過ごせるなんて夢のよう☆
オルソケラトロジーは私も使ってみたいと思うレンズ。
しかし、娘の定期検診で驚きの内容を知らされました…
この頁では、オルソケラトロジーレンズにかかる費用の
変更について紹介しています。
オルソケラトロジー関する全て保険適用外と知らされた

眼科定期検診での
先日、オルソケラトロジーレンズにして定期検診に
行ってきました。
新しいオルソレンズにして、6ヶ月ぶりのこと。
いつものように視力検査をはじめ何種類かの検査を
行い、持参した娘のオルソケラトロジーレンズを
眼科検査員の方へ手渡しました。

オルソケラトロジーレンズと専用の洗浄保存液
定期検査の際、オルソケラトロジーレンズのチェック
をして下さいます。
レンズの傷や汚れがないかのチェックです。
以前に一度、レンズが汚れていると指摘されたことが
あり、毎朝気を付けてお手入れをしています。
今回は問題がなく、ホッとしました。
しかし、そのすぐ後のことでした。

オルソケラトロジーレンズについて
少しお話がありますので、こちらへ。
お話ですって?!
いつもと違うことがあるのは、イヤな予感しかしません。
何だろうと奥の席へ。

国の方針でオルソケラトロジーレンズに
関する扱いが変わりました。
オルソに関することは全て保険適用外に
なりますので、ご了解ください。

今までも保険適用外だったと思いますが…

レンズに関してはそうでした。
今後は定期検診や診察もオルソに関する
全てが保険適用外になります。

全部って?
どういうことでしょうか?
最初は意味が分かりませんでした。
オルソケラトロジーレンズは以前から保険適用外です。
にもかかわらず、改めて「保険適用外」とは?!
要は、レンズ代だけでなく、オルソケラトロジーレンズ
にかかることは全てが保険適用外。
今日、定期検診を受けた費用も保険適用外!
オルソケラトロジーに関することは全部全部がお金
かかりますよー、と言うことらしいです。
子どもの医療費は市町村によって優遇があります。
子どもの医療費は全額無料という自治体もありますが、
娘の場合、医療費は全額無料ではありません。
しかし、安く設定されているので助かっていました。
これまでほんの数百円だった定期検診代。
今後は1000円以上はかかることになりそうです。
年に2~3回は定期検診があるので、ため息がでました。
また、定期検診時に目のかゆみや痛みなどがある場合、
オルソケラトロジーとは関係がないため、一緒に診察を
受けることは出来ないと言われました。
なんて、不便なんでしょう…
費用的なことに加え、手間がかかることにストレスを
感じます。
これまでオルソケラトロジー定期検診時に別の症状で
診察をしてもらったことはないです。
ないですが・・・こうした事態に変わった途端にその
ようなことが起こったりするんですよね。

オルソは健康保険適用外
オルソケラトロジーはレンズ代が高額であること、
検査も多く、定期検診などもありハードルが高いです。
しかし、十数年前から考えるとオルソケラトロジーの
レンズ価格は下がってきています。
手が届きやすい…とまでは言えませんが、片目15万円
だった頃に比べればほぼ半額くらいになっています。
徐々に変わってきている♪
この流れでいけば、いづれオルソケラトロジーレンズは
保険適用になるかもしれない!なぁんて思っていました。
なのに・・・逆。
まさか診察まで保険適用外になるなんて思っても
いませんでした。
かなりショックでした。
率直に、いづれオルソレンズは保険適用になるかな?と
思っていたと眼科検査員の方に話してみたところ、
「国が決めてますので」と一言。
オルソケラトロジーレンズの定期検診は疲れます。
病院まで遠く、受付~検査~診察~会計まで、
およそ2時間以上。
疲れているところに、保険適用外の話を聞いて、
さらに疲れました。
いえ、私は付き添っているにすぎません。
娘が長時間の検査・診察に頑張っているのですから
私が文句は言えない…です。
娘はまだ9歳、小学三年生。
コンタクトレンズの扱いが1人で出来る年齢ではない
です。
ただ、いづれは使い捨てコンタクトレンズに替えて
いくんだろうな。。。
なんて、この時ちょっと考えました。
オルソケラトロジーレンズ いつまで使えるの?

ソフトコンタクトレンズとオルソケラトロジーレンズ
オルソケラトロジーレンズを娘が使用して約2年半。
視力低下を抑制するため、アトロピン点眼薬も点眼
しています。
しかし、成長期の子どもは視力低下しやすいです。
日頃から、テレビ、ユーザー、スマホなどの利用時間
はかなり気を付けているつもりです。
しかし・・・
2~3年もオルソケラトロジーレンズを使用し続ける
ことは難しいのかもしれないと感じています。
娘は以前、1年10ヶ月でオルソケラトロジーレンズの
度数を変更しています。
新たに購入せざるを得なくなった場合、費用は大きいです。
保証期間は過ぎていますので、度数を替えるには新たに
購入するしかありません。
長期間使用できてこそ、使い捨てソフトコンタクトレンズ
よりも安価になるのでは?と思います。
費用だけの面で考えるのであれば、オルソはデメリットが
大きいかもしれません。
そして、今回のように何度も検査をしなければならないと
いうデメリットも。
オルソケラトロジーレンズは取り寄せになるため、また
発注してからの検査&20分装着になります。
子どもへの負担は大きいです。
毎回、2時間半はかかるのですから。
ただ、オルソケラトロジーはメリットも大きいです。
娘のように低学年の場合、夜だけのレンズであれば安心。
スポーツも出来ます!
プールだって大丈夫!
メリットとデメリット。
色んなことを考えながら、高学年、中学生となった時に
娘にとって良い方法を選びたいと考えています。
視力が回復する新たな方法が開発されること願うばかり
です。